ホームページはこちら→ TopFit 大宮店 TopFit 浦和オアシス店
こんにちは!
寒い日が続きますが、体調の管理には気を配りましょう。
ウィルスが蔓延、あなたを狙ってますよ。
さて、今回は「風邪っぽいけど、トレーニングで良くなるかな?」
という声が最近多かったため、簡単なメカニズムを。
風邪をひいたときには、白血球が活躍し、多量の活性酸素種(ROS)を作り出します。
ROSは細胞にとって毒性が強いため、ビタミンCがそれを除去してくれるのです。
一方、運動時には糖質コルチコイドというホルモンが分泌され、
このホルモンが白血球のうち、リンパ球数を減らしてくれます。
炎症を抑える抗炎症薬のような役目です。
このような流れから、運動時・運動後30分程度は免疫力がやや低下してします。
しかし、トレーニングを積むことで、運動不足の方よりも運動後の糖質コルチコイドの分泌が
減少するようになる為、リンパ球数の減少は抑えられます。
長ったらしくなりましたが上記の内容を踏まえると、トレーニング実践者の方が、
運動不足の方よりも免疫力は高くなり、
また、トレーニングをしていない方に比べ、
トレーニング後の免疫の低下も抑えてくれます。
だから、スポーツトレーナーは基本的に一年を通じてほとんど風邪をひきません。
万一風邪をひいた場合、トレーニングを実施することで悪化してしまうリスクもあります。
免疫力が高いとはいっても通常時よりも一時的に低下する為、白血球・ビタミンC等が
身体中に不足しないように栄養を摂取して、休養することが大切です。
トレーニング経験が長くなればなるほど、たまに休んでも筋生理学的には全く問題ありませんので安心して下さい。
体調があまりすぐれない時は、思い切って休養することもトレーニングの一つです。
とはいっても体調が悪いにも関わらず、ご来館いただく際は、本当に嬉しいもので、指導にも熱が入ります。
いつもありがとうございます!
プチメタボ
| 2015.01.15 11:46 |