加圧トレーニングジム TopFit 大宮店のスタッフブログです。
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残暑が厳しいと思いますがもう一越え、耐え忍びましょう。
この暑い中、週2回 通う(F・Sさん) が 腱鞘炎になったと聞き、加圧は腱鞘炎に非常に効果が望めるので
継続するように勧めましたが、症状として当てはまるのが『キーンベック病』でした。
『キーンベック病』 とは月状骨がつぶれて扁平化する病気です。
月状骨は手首(手関節)に8つある手根骨の1つでほぼ中央に位置し(赤 〇)、
周囲がほぼ軟骨に囲まれており血行が乏しいため、
血流障害により骨が壊死する病気です。
症状としては手を使った後、手首に痛みと腫脹が見られ、握力も低下し、手首の動きが悪くなります。
病態としては月状骨がつぶれる病気です。
キーンベック病により月状骨が扁平化した状態。
初期には血行不全のため月状骨の輝度の変化が出ます。
基本的には血行不全により症状が進行するため、血行を促進し血流量を増やしてくれる加圧は
初期の段階では有効的に作用します。
実際、F・Sさんがこのお盆休みの期間は加圧トレーニングを行わずに生活したところ、
かなりの痛みを伴い辛かったそうですがトレーニング開始後は痛みも緩和し、調子が良いようです。
治療は症状、年齢などによって治療が変わります。
末期には無腐性壊死(むふせいえし)になり、つぶれて扁平化していきますので。
初期や疼痛が強いときには安静やギプス、装具による固定が行われますが、
治らない時には、いろいろな手術が行われます。
進行状況を確認し、早期の段階でのリハビリで改善出来るように
整形外科医にご相談しましょう。
プチメタボ
| 2014.08.20 14:01 |